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米連邦地裁、ゴーン元会長逃亡手助けした親子の主張退ける

更新日時
  • ボストン連邦地裁判事が日本への容疑者引き渡しに道を開く判断
  • 容疑者弁護士は上訴申し立て通知書を提出-連邦高裁で争う姿勢

保釈中だったカルロス・ゴーン元日産自動車会長が日本国外に逃亡するのを手助けしたとして米国で拘束されている米国人2人について、ボストンの連邦地裁判事は日本への引き渡しに道を開く判断を下した。

  米国務省は昨年、マイケル・テイラー容疑者と息子のピーター容疑者を裁判のため日本に引き渡すことを決めていたが、両容疑者の弁護士が移送の延期を請求。同地裁のインディラ・タルワニ判事がこれを認めたため、移送が一時的に延期されていた。だが同判事は28日、日本では基本的な法的権利が認められず拷問される恐れもあるとした両容疑者の主張を退け、引き渡しを認める決定を下した。

  ただ、すぐに日本に移送される可能性は低いとみられる。両容疑者の弁護士は今回の判断を不服として直ちに上訴申し立て通知書を連邦裁判所に提出。ボストン連邦高裁で引き続き争う計画を示唆した。

  タルワニ判事は昨年11月5日の審理で米検察当局に対し、拷問の可能性について米国務省が検証したことを示す書類を提示するよう求め、検察はそれから1週間足らずで書類を提出していた。それには国務副長官の署名もあったが、両容疑者の弁護士は米国民を拷問から守るための法的要件を満たしていないと主張していた。

原題:Ghosn Accomplices Fail to Block U.S. Extradition to Japan (1)(抜粋)

(上訴申し立て通知書の提出を追加して更新します)
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