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ロビンフッドが銀行与信枠を一部活用、市場混乱のさなか-関係者

更新日時
  • 少なくとも数億ドルを引き出したと関係者1人が語る
  • ロビンフッドはポジション手じまわせる措置の可能性を利用者に通知

ロビンフッド・マーケッツは銀行の与信枠を一部活用し資金を引き出した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。今月の激しい株価変動を主導している個人投資家の間で同社の取引プラットフォームは人気がある。

  関係者の1人は、ロビンフッドが少なくとも数億ドルを引き出したと語った。ブルームバーグのデータによると、ロビンフッドに与信枠を提供している銀行にはJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックス・グループが含まれる。ロビンフッドとこれら銀行の担当者はコメントを控えている。

  ロビンフッドが水面下で財務強化を急いでいることは、最近の市場の混乱が同社を圧迫していることをあらためて示唆している。同社の取引アプリは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)のさなか、多くの個人投資家を引き付けた。

  ロビンフッドを含む複数のオンライン取引プラットフォーム大手は28日、ビデオゲーム小売りゲームストップや映画館チェーンのAMCエンターテインメント・ホールディングスなど最近の急騰銘柄の取引を制限する措置を取り、ユーザーの反発を招いた。

ロビンフッドのユーザーが猛反発、ゲームストップ取引制限に抗議

  ロビンフッドはさらに、一部のポジションを手じまわせる措置を講じる可能性をユーザーに通知した。

  同社は28日のブログ投稿で、証券会社として米証券取引委員会(SEC)の資本要件や決済機関への保証金など多くの要件を満たす必要があると説明。「これら要件の一部は市場変動に基づいて変化し、現在の状況ではかなり大きくなり得る。投資家と市場を保護するためのものであり、今日講じた措置を通じたものを含め、われわれは順守の義務を真剣に受け止めている」とコメントした。

  ロビンフッドのウラジミール・テネフ最高経営責任者(CEO)は28日のブルームバーグテレビジョンのインタビューで、自社の財務基盤を守るため与信枠からの引き出しや顧客による一部銘柄の取引を制限する措置を取ったと説明。決済機関に入れる保証金などの義務は「交渉の余地がある性質のものではない」と語った。

原題:Robinhood Is Said to Draw on Bank Credit Lines Amid Tumult (4)(抜粋)

(ブログ投稿やCEOの発言を追加して更新します)
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