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【米国市況】株が反発、個人の投機的取引の制限で-ドル下落

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28日の米株式相場は反発。一部銘柄に対する個人投資家の投機的取引を制限する動きが出たことで、ヘッジファンドにとってはポジション再構築の道が開ける格好となった。

  • 米国株は反発、S&P500は10月来の大幅安から持ち直し
  • 米国債は下落、10年債利回り1.04%
  • ドル下落、対円104円前半-円続落
  • NY原油は反落、ウイルス懸念で需要の先行き警戒
  • NY金は続落、先物4月限は6営業日連続安

  S&P500種株価指数は前日に記録した昨年10月以来の大幅安から持ち直した。複数の株式取引プラットフフォームが、ゲームストップやAMCエンターテインメント・ホールディングス、アメリカン・エアラインズ・グループなど急騰していた複数銘柄の取引を制限した。こうした銘柄を空売りしていたヘッジファンドはここ数日に痛手を負い、リスクを削減するため持ち分縮小を強いられていた。 

  この流れが反転し、ヘッジファンドに人気の銘柄に連動する上場投資信託、ゴールドマン・サックス・ヘッジ・インダストリーVIP・ETF(GVIP)は6営業日ぶりに上昇し、11月初旬以来の大幅高となった。最も空売りされている株式で構成する指数は7%超下げ、6月以来の大幅安。ゲームストップは44%安で終了。早い時間には一時39%上昇したが、68%安まで下げる場面もあった。AMCは57%下落。アメリカン・エアは9.3%高で取引を終えた。

  S&P500種の業種別11指数全てが上昇。マスターカードやコムキャストなどの堅調な企業決算に加え、先週の米新規失業保険申請件数が予想以上に減少したこともセンチメントの改善につながった。

  S&P500種は前日比1%高の3787.38。ダウ工業株30種平均は300.19ドル(1%)高の30603.36ドル。ナスダック総合指数は0.5%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.04%。

  ナショナル・セキュリティーズのチーフ市場ストラテジスト、アーサー・ホーガン氏は「企業決算は好調で、ガイダンスは良くなっている。新型コロナワクチン配布のペースも速くなっており、いずれは米財政刺激策も実施される」と指摘。「市場は多くのことを同時に消化しようとしている」と述べた。

Most-shorted stocks halt an epic rally while hedge-fund darlings bounce back

  外国為替市場では、リスクセンチメントの改善を背景に、ドルが円を除く主要10通貨全てに対して下落。円は対ドルで続落した。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%低下。ユーロは対ドルで0.1%高の1ユーロ=1.2122ドル。ドルは対円で0.1%高の1ドル=104円24銭。

  ニューヨーク原油先物相場は反落。南アフリカで最初に発見された新型コロナウイルスの変異種は、米国でも感染が確認された。欧州でワクチンの供給や効果に対する不安が広がったことと重なり、エネルギー需要の回復見通しを暗くした。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物3月限は、前日比51セント(1%)安い1バレル=52.34ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は28セント下げて55.53ドル。

  ニューヨーク金先物相場は6営業日続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は、前日比7.70ドル(0.4%)安い1オンス=1841.20ドルで引けた。スポット価格も続落し、ニューヨーク時間午後3時40分現在、37セント(0.1%未満)下げて1843.61ドル。

原題:U.S. Stocks Advance as Day-Trader Frenzy Eases: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Drops Broadly vs G-10 Peers as Stocks Climb: Inside G-10(抜粋)

Oil Slips With Global Virus Risks Clouding a Demand Rebound(抜粋)

(相場を更新し、コメントを追加します)
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