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米政権、中国の領有権巡る主張受け入れず-アジア同盟国と電話協議

  • 米政権は日本やフィリピン、オーストラリアなど各国と電話会談
  • 中国封じ込めは「不可能」-中国国防省報道官

バイデン米政権はアジア同盟国との一連の電話協議で、中国が主張する領有権について受け入れない姿勢を早くも示した。中国封じ込めの試みは「不可能」だと中国政府は警告している。

  バイデン大統領は菅義偉首相との電話会談で、沖縄県・尖閣諸島について米国による防衛へのコミットメントをあらためて確認した。またブリンケン国務長官はフィリピン外相との電話会談で領有権を巡る中国の主張を認めず、オーストラリアおよびタイ当局者との協議では米国との同盟を強調した。

日米首脳が初の電話会談、同盟強化や尖閣防衛など協議

Antony Blinken Confirmation Hearing For Secretary Of State Before Senate Foreign Relations Committee

ブリンケン米国務長官

  各国との電話会談からは、米国がアジアにおける安全保障政策を軟化させる姿勢は一切見られなかった。中国の習近平国家主席は今週、世界が「イデオロギー的な偏見」を捨て、「時代遅れの冷戦思考」をやめるよう呼び掛けた。同時に欧米の批判にかかわらず、中国独自の路線を今後も続けていく方針を示唆した。

中国主席、「冷戦思考」やめるよう呼び掛け-ダボス会議で演説

  中国は週末、台湾海峡に人民解放軍機を飛行させ、米新政権をけん制する動きを見せた。中国国防省の呉謙報道官は28日の定例記者会見で、中国封じ込めを図るのは「不可能な任務」だとして、米中関係の軌道修正に「新たな出発点」を生かすよう米軍に求めた。

Japan, China to set up contact system to avoid sea, air clashes

尖閣諸島(2012年)

South China Sea

China's artificial island building inflames tensions

Source: Bloomberg

原題:Biden Team Slams China Claims in Swift Calls to Asia Allies (1)(抜粋)

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