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債券は下落、日銀のスティープ化姿勢に警戒感-オペ月間予定を見極め

更新日時

債券相場は超長期債を中心に下落した。日本銀行がこの日に公表した1月の金融政策決定会合の主な意見を受けて利回り曲線のスティープ(傾斜)化に対する警戒感が強まった。2月の買い入れ月間予定で減額方向が示唆されるとの観測も上値を抑える要因となった。

  • 新発20年債利回りは前日比1.5ベーシスポイント(bp)高い0.455%と、2019年1月以来の水準まで上昇
  • 新発30年債利回りは一時1.5bp高い0.66%、新発40年債利回りは1.5bp高い0.705%
  • 新発10年債利回りは1.5bp高い0.05%
  • 長期国債先物3月物の終値は11銭安の151円82銭。米国の長期金利が上昇した流れを引き継いで売りが先行し、一時は151円80銭まで下落
新発40年物国債利回りの推移

市場関係者の見方

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 日銀の主な意見で、やはり10年も含めて金利を上げたいというニュアンスが伝わった
  • 来月のオペ月間予定の発表を控えて、一段と警戒感が高まった格好
  • 10年超のゾーンは月間予定で買い入れ額レンジののりしろを残す形で、来月のオペ実施の際に減額の可能性ある

日銀オペ

  • 対象は残存期間3年超5年以下、5年超10年以下、25年超。買い入れ通知額はいずれのゾーンも前回から据え置き
  • 応札倍率は5年超10年以下と25年超が上昇し、売り圧力の強まりが示された
  • SBI証の道家氏
    • 25年超の応札倍率を受けて、あらためて慎重な姿勢が強まった
    • 一方、3年超5年以下は需給が締まっていることが確認された
  • 午後5時には2月のオペ月間予定が公表される

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.130%-0.115%0.050%0.455%0.655%0.705%
前日比横ばい横ばい+1.5bp+1.5bp+1.0bp+1.5bp
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