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中国人民銀、昨年10月以来の規模で資金吸収-レバレッジ抑制策継続

  • オペで差し引き1500億元を吸収-今月も先に予想外の流動性吸収実施
  • 国債利回りと翌日物レポ金利の格差縮小、今では16bp前後に

中国人民銀行(中央銀行)が、3カ月ぶりのハイペースで短期流動性を金融システムから引き揚げた。急速に進んだ借り入れベースの取引を抑える一環。

  人民銀は28日、公開市場操作(オペ)で差し引き1500億元(約2兆4000億円)を吸収。昨年10月以来の規模となった。同行は今月に入り、予想外の流動性吸収を実施済み。

参考記事
中国中銀が予想外の資金吸収、バブル警告も-本土・香港市場に冷や水
中国人民銀、1年物資金8兆円供給-差し引きでは予想外の流動性吸収

  中国の翌日物レポ金利は昨年12月、過剰流動性を受けて過去最低の0.59%に下がり、借りた資金で国債を購入する取引にトレーダーを走らせた。いわゆるキャリー取引で手っ取り早く利益を得られたためだ。同金利は現在は3%近くと2015年以来の高水準に上昇、同国の債券・株式市場には重しとなっている。

  10年物国債利回りは3.16%前後と、翌日物レポ金利への上乗せが16ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)程度に縮まり、キャリー取引で利益を得られる余地はほとんどない。昨年12月下旬は263bpだった。

It's no longer appealing to borrow cash and buy government bonds

原題:
China Central Bank Drains Most Short-Term Funds Since October(抜粋)

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