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パウエル議長、FRB緊急融資プログラム巡り財務省と協議していない

  • 議長はプログラムの延長や復活が望ましいとの見解示さず
  • 法が規定する緊急状況生じたら緊急融資ツールが利用可能にと説明

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は27日、新型コロナウイルス禍に対応する現行のFRB緊急融資プログラムの延長や、昨年末に失効したプログラムの復活が望ましいとの考えを示さなかった。

  パウエル議長は連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見でコロナウイルス支援・救済・安全保障(CARES)法に基づく同プログラムについて、「われわれは米経済全体の金融・与信状況の監視を続けるつもりであり、この法律が規定する緊急事態が生じた場合、われわれの緊急融資ツールは引き続き利用可能になるだろう」と述べた。

  その上で同議長は、「しかし私はこの件に関して財務省の誰とも話し合っていない」と説明した。

  パウエル議長のこの発言は、バイデン新政権の下、FRBと財務省が失効プログラムの復活を目指すかどうかという問題の結論のようだ。

  議会共和党は昨年12月に成立した経済対策法に、財務省が失効プログラムを更新することを明確に禁じる条項を盛り込んだ。

  イエレン財務長官も議会からの質問状に答える形で先週、ムニューシン前財務長官が失効させたプログラムの復活を計画していないことを示唆した。

原題:Powell Says Fed Has Not Discussed Lending Programs With Treasury(抜粋)

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