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ブロック氏が空売りポジション縮小、弱気派狙う「群衆」かわす

  • マディ・ウォーターズは約2週間前にショートスクイーズを察知
  • ショートカバーに動き、27日には最後の大きなポジション減らす

カーソン・ブロック氏は、自ら率いるマディ・ウォーターズ・キャピタルがここ数日に空売りポジションを「大幅に減らしていた」と明かした。同社は少なくとも2つの他のヘッジファンドが大やけどを負った猛烈な買い攻勢による影響をほぼ回避している。

  ブロック氏は電話取材に対し「このビジネスで勇気は評価してもらえないが」とした上で、「比較的名が知れた空売り投資家として、いかなる銘柄であっても大きなリスクを負うことは賢明ではないだろう」と語った。

A wild ride for GameStop has shares soaring and bulls in a frenzy

  ブロック氏は物言う投資家として不正や粉飾決算を暴くことで利益を上げようとする場合が多いが、同氏の調査結果にあえて目をつぶったり、空売り投資家を株式市場の厄介者とみる強気投資家からは常に目の敵にされる。

  そんなブロック氏も、ゲームストップ株を巡りオンライン掲示板「レディット」が火を付けた空売り筋への攻撃はこれまで経験したことのない激しさだと指摘した。この銘柄を巡ってはメルビン・キャピタル・マネジメントとシトロン・キャピタルが株価急騰を受けて空売りポジションを解消している。

メルビンとシトロン降参、ゲームストップで未曾有のショートスクイーズ

  約2週間前にブロック氏は、空売りしていた中国の教育ソフトウエアメーカー、GSXテクエデュについてショートスクイーズ(踏み上げ)が構築されつつある可能性に気付き、ポジション縮小を開始した。その後、22日にゲームストップ株がデイトレーダーを中心とする買いで51%上昇したことを受け、マディ・ウォーターズが標的になる前にショートカバーに動く時だと判断した。

  「群衆が空売り筋に明確に狙いをつけている」とし、「われわれはゲームストップでは不運に合わなかった」と語った。ブロック氏によると、同社は25日、ショートポジションの大半を解消するため株式を購入し、27日は最後の大きなポジションでリスクを減らすことに成功した。

原題:Carson Block Cuts Short Bets, Ducking Bear-Hunting ‘Mob’ (1)
(抜粋)

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