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テスラ10ー12月、利益は市場予想に届かず-時間外で株価下落

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  • 営業利益率は5.4%と前期の9.2%から低下-今後は回復とCFO
  • 今年の納車台数、昨年記録した50%の伸び率を上回ると予想

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米電気自動車(EV)メーカー、テスラが27日発表した昨年10ー12月(第4四半期)決算では6四半期連続の黒字となったが、利益が市場予想を下回り、利益率も低下した。株価は時間外取引で下落した。

  10ー12月期の調整後1株利益は80セントで、市場予想の1.03ドルに届かず、高水準となった前年同期の2.14ドルも大きく下回った。

  発表を受け、テスラの株価は一時7.6%安。

  10ー12月の営業利益率は5.4%と、前期の9.2%から低下した。同社はその理由として、中国での積極的な値下げやサプライチェーンのコスト、イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)ら幹部の多額の報酬パッケージに言及した。

Key Speakers At The Satellite 2020 Conference

イーロン・マスクCEO

  ループ・ベンチャーズのジーン・マンスター氏はインタビューで「テスラが市場シェア獲得に向け価格について一段と積極的になっていることが利益率低下の要因だ」とした上で、「この日はマイナス材料だが、EV市場が初期段階にあることを考慮すると、長期的にはプラスだ」と指摘した。

  同社は今年の具体的な納車台数見通しを示さなかったが、昨年記録した50%の伸び率を上回ると予想していると説明した。これを踏まえると、今年は75万台強に達する計算だ。昨年は全世界で約50万台だった。

  ザック・カークホーン最高財務責任者(CFO)は電話会議で10ー12月期について、テスラ株急上昇に関連する幹部報酬拡大などで「騒々しい」四半期となったが、ニューノーマルというより例外だとした上で、「営業利益率は今後、上昇が続き、業界を率いる水準を維持するだろう」と語った。

  10ー12月の売上高は107億4000万ドル(約1兆1200億円)と、アナリスト予想の103億8000万ドルを上回り、前年同期実績(73億8000万ドル)も超えた。

Aggressive price cutting in China and supply-chain costs contributed to decline

原題:Tesla Down After Disappointing Wall Street on Profit, Margin (1)Tesla Dismays Wall Street With First Results as a Blue Chip (2)Tesla Dismays Wall Street With First Results as a Blue Chip (1)Tesla Dismays Wall Street With First Results as a Blue Chip (3)(抜粋)

(7段落目にCFOの発言を追加して更新します。1つ目の更新前の記事で「黒字は6四半期連続」に訂正済みです)
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