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ゲームストップ株急騰、SECが「監視」-規制強化求める声も

更新日時
  • 他の規制当局と共に「状況を評価している」-SECが声明発表
  • ウォーレン上院議員は規制当局にウォール街への厳しい対応要求

米証券取引委員会(SEC)は27日、「オプションおよび株式市場で進行中の市場のボラティリティーを積極的に監視している」ことを明らかにした。最近のゲームストップ株などの急騰を受け、民主党のウォーレン上院議員は規制当局に行動を求めている。

  SECは声明で「投資家を保護し、公正で秩序ある効率的な市場を維持するという使命に従い、われわれは状況を評価し、規制対象事業体や金融仲介会社、その他の市場参加者の活動を点検するため、他の規制当局と協力している」と説明した。

  27日の米株市場でゲームストップの株価は2倍余りに急伸し、高ボラティリティーのために売買が少なくとも2回停止された。過去1週間で株価は8倍余りとなり、時価総額は200億ドル(約2兆1000億円)近く膨らんだ。

市場の「カジノ化」非難

  こうした市場の状況をウォーレン議員は熱狂的な活動だと指摘し、金融規制当局にウォール街への厳しい対応を求めた。また、ヘッジファンドなど空売り筋にも批判の矛先を向け、「ゲームストップの取引で混乱しているのと同じヘッジファンドやプライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社、富裕層投資家らは何年もの間、株式市場を自分たちの個人的なカジノのように取り扱ってきたが、その間は他の全員が代償を払わされている」と非難した。

  サキ大統領報道官は同日これより先、イエレン財務長官らバイデン政権の経済チームは、ゲームストップなど大きく空売りされている銘柄を巡る株式市場の活動を注視していると述べていた。

  サキ報道官は「イエレン長官を含むわれわれのチームは当然ながら状況を見守っている」と語り、ゲームストップ株の異常な値動きは「株式市場のみが経済の健全性を測る指標ではないことをよく思い出させてくれるものだ」と指摘した。

  財務省の報道官はコメントを控えた。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長もゲームストップを巡る動きについてコメントを避けた。

  パウエル氏は27日午後に報道陣に対し、「特定の企業や日々の市場活動などについてはコメントしたくない。私が通常コメントすることではない」と語った。

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原題:SEC ‘Monitoring’ GameStop Frenzy as Warren Pressures RegulatorsYellen ‘Monitoring’ GameStop Market Activity, White House Says(抜粋)

(第1-4段落にSECやウォーレン議員の見解を追加して更新します)
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