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【欧州市況】株は5週ぶり大幅安、リスクを敬遠-ドイツ債が上昇

27日の欧州株は下落、5週ぶりの大幅安となった。欧州当局と英アストラゼネカとの間で新型コロナウイルスワクチンの供給を巡って対立が起きているほか、英国が入国者に対する制限措置を強化したことが相場に響いた。

  ストックス欧州600指数は1.2%安。基礎資源やテクノロジー銘柄が特に売られた。また米ゲームストップの株価がデイトレーダーによるショートスクイズ(踏み上げ)で急騰したことが影響し、欧州市場でもショッピングモール運営のクレピエールや教育事業のピアソンなど、大幅な売り長の数銘柄が同様に上昇した。

  ドゥナス・キャピタルのアルフォンソ・ベニト最高投資責任者(CIO)は、「コロナ禍の終わりが欧州ではさらに遠のいている。ワクチン接種計画を成功させ、終わりが現実的に見えてくることが欠かせない」と指摘。「欧州にとっては夏の休暇シーズンに間に合うよう観光業の復活が重要になる」と述べた。

European shares decline Wednesday

  欧州債はドイツ債が上昇。欧州中央銀行(ECB)の政策当局者らが、追加利下げの可能性を金融市場は過小評価しているとみているとの報道があったほか、ECB政策委員会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁が一段のユーロ高に対処する手段がECBにはあると述べたことが手掛かりにされた。

  ドイツ債は中期債を中心に上昇。2年債利回りは一時、10月15日以来最大となる2.6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下した。

  イタリア債は変わらず。同国は28日に5年債、10年債の入札を予定している。ドイツ債とのイールドスプレッドは2bp拡大して120bp。

  英国債は変わらず。イールドカーブはややフラット化した。

  ドイツ10年債利回りは2bp下げてマイナス0.55%。フランス10年債利回りは1bp下げてマイナス0.31%。イタリア10年債利回りは0.65%で変わらず。

原題:European Stocks in Risk-Off Slump as Most-Shorted Shares Surge(抜粋)

Bunds Rise on ECB Rate Cut Speculation; End-of-Day Curves(抜粋)

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