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債券は下落、日銀オペ結果受けて売り優勢-押し目買いで下値限定

債券相場は下落。日本銀行がこの日に実施した買い入れオペの結果が売り需要の強さを示す内容となったことが重しになった。ただ、超長期債を中心に投資家の押し目買い需要が根強いとの指摘も聞かれ、下値は限定だった。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)高い0.035%
  • 新発2年債利回りは0.5bp高いマイナス0.135%
  • 新発20年債利回りは1bp高い0.44%
  • 長期国債先物3月物の終値は4銭安の151円94銭。一時は151円91銭まで下落
先物中心限月の推移

市場関係者の見方

バークレイズ証券の海老原慎司ディレクター

  • 日銀のオペ結果を受けて、小幅ながらスティープ(傾斜)化圧力が掛かった感ある
  • 一方、3月の日銀点検が大きなテーマとしてある中、市場は一つ一つの材料を消化しながらイールドカーブ(利回り曲線)の形状や金利水準を見極める局面
  • 目先は週末に日銀会合の主な意見や2月のオペ月間予定の公表を控えて様子見姿勢が強い面もある

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 超長期ゾーンのオペ金額に変更はなかったものの、20年債の売りが目立った
  • ただ、昨年12月の日銀会合議事要旨では、イールドカーブのスティープ化が望ましいと意見した委員はたった1人だったことが確認されている
  • 超長期ゾーンは投機的な売りに対して、国内投資家の買いという展開

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超3年以下、10年超25年以下、物価連動債。買い入れ額はそれぞれ前回から据え置き
  • 応札倍率は1-3年が3.18倍、10-25年が4.82倍と、ともに前回から上昇。倍率の上昇は投資家の売り需要の強さを示す
  • 備考:過去の日銀オペの結果一覧

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.135%-0.115%0.035%0.440%0.645%0.700%
前日比+0.5bp+0.5bp+0.5bp+1.0bp横ばい横ばい
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