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債券自警団、アジア時間の米国債市場に現る-大規模なオプション取引

  • 今回はブロック取引で実行されたため目立った
  • 同じ投資家が取引の背後にいる可能性が高いことが示唆される

いつもは落ち着いているアジア時間のオプション市場に、米国債の弱気派が現れた。

  10年物米国債のプットオプションを購入し、コールを売るリスクリバーサル取引が過去6営業日に合計5万枚成立した。想定元本50億ドル(約5200億円)に相当するこの取引は、10年債利回りが約1.37%に上昇すると利益が出る。

  利回りが約0.82%水準まで低下することは許容範囲だが、それを下回ると1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)当たり400万ドルを超える損失になる。27日の10年債利回りは1.04%。

Treasuries bear builds large hedge as U.S. traders sleep

  米国債とそのさまざまなデリバティブの取引はアジア時間は通常静かだが、今回はブロック取引で実行されたため目立った。同じ投資家が取引の背後にいる可能性が高いことが示唆される。

  10年債利回りは米選挙後の上昇が一服し、25日は1.03%と12日に付けた1.19%から低下していた。ただ、バイデン政権の大規模財政支出の可能性は残っており、いわゆるリフレ取引への熱意は消えていない。

原題:There’s a Bond Vigilante Stalking the Asia Treasuries Market(抜粋)

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