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AIファンド、米ハイテク株をオーバーウエートに-市場圧倒する成績

  • 「AIパワード・エクイティーETF」、年初来成績はプラス約12%
  • IBMのAIプラットフォームで24時間稼働のクオンツモデルが運用

年初来の成績が市場を圧倒している人工知能(AI)ファンドは、昨年11月の米選挙以降、米テクノロジー株に大きくシフトし、循環的な工業株の保有は大幅に減らした。

  ブルームバーグがまとめたデータによると、AIを駆使した上場投資信託(ETF)「AIパワード・エクイティーETF」(AIEQ)は現在、ポートフォリオの37%余りをテクノロジー株としている。昨年11月3日から割合を9ポイント引き上げた。一方、工業株へのエクスポージャーは約3%と半減させた。

  同ETFの年初来成績はプラス約12%と、S&P500種株価指数の約3%上昇を大きく上回る。昨年は約8ポイント上回った。

AI managed ETF is crushing the S&P 500 Index so far this year

  データトレック・リサーチの共同創業者ニコラス・コーラス氏は26日のリポートで、「AIEQは過去12カ月に市場の『シグナル』をかなり拾い上げてきたもようなので、循環株を減らしテクノロジー銘柄へのエクスポージャーを維持または増やしているという事実は興味深い」と指摘した。

  AIEQの「運用者」はIBMのAI「Watson(ワトソン)」プラットフォーム上で24時間稼働するクオンツモデル。同モデルは米選挙以降にテスラのポジションを約2倍の4.5%とした。ただアップルへのエクスポージャーは半分にした。

  ヘルスケア銘柄へのエクスポージャーは減らしたものの、ワクチンメーカーのモデルナは1.1%から2.8%に増やした。

原題:Market-Crushing AI Fund Has Gone Heavily Overweight U.S. Tech(抜粋)

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