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クオンツファンドのAQR、60/40モデルの見通し下げ-どこも低迷

さまざまな投資家が堅調なパフォーマンスに酔っている中で、クオンツファンドのAQRキャピタル・マネジメントはますます悲観的になっている。

  同社は先進国市場と新興国市場の主要資産について今後5-10年のリターン予想を再び下方修正した。

  株式と債券を6対4とする米国の「60/40」ポートフォリオのリターンはインフレ調整後でわずか1.4%と見込まれている。長期の平均は5%程度。 2019年時点の予想は2.9%、20年は2.4%だった。

  実質キャッシュリターンはすべての主要市場でマイナスが予想されており、米ドルを下回るパフォーマンスはカナダ・ドルだけとみられている。

  米国のハイイールド債の予想リターンは従来予想の半分以下に引き下げられた。

'Soberingly Low'

AQR slashes medium-term expected returns once more

Source: AQR Capital Management

  AQRは以前から、割高な資産価格と低金利の組み合わせの中で過去の平均的なリターンを確保するのはますます難しくなるとの見方を示していた。

  26日に配布した見通し(Capital Market Assumptions)で、「2014年にCMAの公表を開始して以降、株式は債券に対してやや魅力的になったが、両資産クラスとも想定リターンは低くなった」とし、 「すべての資産で期待される実質リターンは、非常に低い実質キャッシュレートによって低下している」と分析した。

  予測は「非常に不確実であり、市場のタイミングを測ることを意図したものではない」とAQRは付け加えている。

原題:
AQR Cuts 60/40 Outlook Again With ‘Depressed’ Returns Everywhere(抜粋)

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