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モルガンSとゴールドマン、アジア地域バンカーのボーナス増でリード

  • モルガンのインベストメントバンカー向け報酬総額約20%増-関係者
  • UBSは10%程度の増加とJPモルガンとシティを上回るという

モルガン・スタンレーゴールドマン・サックス・グループのアジア地域のインベストメントバンカーは、同地域での収入が3割余り増加したことが追い風となり、ボーナスの伸びが同業者に比べ大きくなっている。

  モルガン・スタンレーはアジア地域のインベストメントバンカー向け報酬総額が約20%増で、ゴールドマンは15%前後の増加になると、事情に詳しい複数の関係者が非公開情報を理由に匿名を条件に語った。UBSグループは約10%増、JPモルガン・チェースシティグループはそれぞれ6%、3%程度の増加だという。

  新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けた財政および金融面での刺激策を背景に、株式と債券のセールス・トレーディングが活況となり、ウォール街の金融機関はアジア地域の投資銀行業務で過去最高水準の収入を達成。他の主要経済国が感染拡大抑制に苦労する一方で、共産党の一党独裁体制で制御に成果を上げている中国に記録的なペースで資金が流れ込んでいる。

  モルガン・スタンレー、ゴールドマン、UBS、JPモルガン、シティの広報担当者はいずれもコメントを控えた。

Morgan Stanley Leads Equity Deals in APAC

U.S. investment bank takes top spot for a fourth straight year

Source: Bloomberg

Note: Total equity issuance rose 87% in 2020, Bloomberg-compiled data show

  ボーナス原資全体の拡大にはシニアレベルのバンカー採用など人員を増やしたことも影響した可能性があると関係者は指摘。バンカーごとのボーナスはばらつきが大きくなり、株式資本市場、ヘルスケア、テクノロジー関連の取引に従事した人員が厚めに受け取ることになるという。

  UBSのアジアのグルーバルマーケット部門向け原資については約15%増となる可能性が高いと別の関係者1人は指摘。同行は来月の中国の春節(旧正月)前にボーナスを内部で発表する。

原題:Morgan Stanley, Goldman Lead Bonus Bounces for Bankers in Asia(抜粋)

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