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TIが1-3月期業績に強気見通し、需要回復示唆-株価は下落

更新日時
  • 1-3月期の売上高と1株利益の見通し、市場予想平均を上回る
  • 株価は時間外取引で一時約1.5%安、供給不安による受注増加との見方

テキサス・インスツルメンツ(TI)は26日、1-3月(第1四半期)業績に強気な見通しを示した。自動車や家電、産業用の半導体需要の回復を示唆した。

  発表資料によると、1-3月期の売上高は37億9000万-41億1000万ドル(約3930億-4260億円)、1株利益は1.44-1.66ドルを見込む。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は、1株利益が1.33ドル、売上高が35億8000万ドルだった。

  TIは産業機器メーカー向けが売上高の最大の部分を占めるため、同社の業績と見通しは幅広い経済の指標とされる。同社は自動車向けの需要が回復しているが、新型コロナウイルス禍に伴うロックダウン(都市封鎖)中の経済活動の弱まりで全体的な伸びは抑制されているとの見解を示していた。

  株価は26日の時間外取引で一時約1.5%下落した。通常取引終値は171.47ドル。

  経営陣は決算発表に関する電話会見で、需要回復のスピードや、TIなど半導体メーカーの供給力が十分かどうか繰り返し質問を受けた。会見に参加したアナリストの間では、顧客が今後の供給不足を回避するため現時点で部品調達を増やしていることで、TIの受注が不自然に高まっているとの懸念があった。

  昨年10-12月(第4四半期)決算では、純利益が16億9000万ドル(1株当たり1.80ドル)と、前年同期の10億7000万ドル(同1.12ドル)から増加。売上高は40億8000万ドル。アナリスト予想平均は35億8000万ドルだった。

原題:Texas Instruments Sees Strong Demand; Shares Dip on Supply Angst (抜粋)

(時間外取引の株価を追加して更新します)
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