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1月26日の海外株式・債券・為替・商品市場

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎米国市況:株小幅安、ハイテク決算控え-刺激策巡る懸念も重し

  26日の米株式相場は小幅下落。大手ハイテク企業の決算発表を控え、日中はもみ合いの展開だった。

  • 米国株はS&P500とナスダックが小幅反落-ダウ平均続落
  • 米国債ほぼ変わらず、10年債利回り1.03%
  • ドル下落、対円103円後半-ユーロ上昇
  • NY原油は反落、感染状況の悪化警戒-需要回復を悲観
  • NY金はスポットも先物も下落、FOMC結果待ちで乱高下

  S&P500種株価指数は上げる場面もあったが勢いが続かず、小幅反落。新型コロナウイルスの変異種を巡る懸念が重しになったほか、追加経済対策へのハードルも意識された。コロナ対策のロックダウン(都市封鎖)が終わるとの見方が後退する中、小型株が軟調だった。

  個別銘柄ではゲームストップが急騰。大きく空売りされている同銘柄にデイトレーダーが引き続き殺到した。

  S&P500種は前日比0.2%安の3849.62。ダウ工業株30種平均は22.96ドル(0.1%)安の30937.04ドル。ナスダック総合指数は0.1%下落。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りはほぼ変わらずの1.03%。

  BMOウェルス・マネジメントのチーフ投資ストラテジスト、ユンユ・マ氏は「週初はやや不安定な相場となっている」と指摘。「不安定な動きの一因はウイルスの新たな変異種を巡る懸念で、こうした変異種はかなり拡大しているようだ。不確実性に加え、コロナの暗雲からいつ抜け出せるのかという疑問が生じる」と述べた。

  外国為替市場ではドルが主要10通貨に対して広範に下落。27日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定を控えている。ユーロは上昇。欧州中央銀行(ECB)が対ドルでのユーロ相場上昇をより深く分析することで合意したと伝わると、一時は下落する場面もあった。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%低下。ユーロは対ドルで0.2%高の1ユーロ=1.2160ドル。ドルは対円で0.1%安の1ドル=103円62銭。

  ニューヨーク原油先物相場は反落。新型コロナ感染状況が短期的に悪化すると予想され、始まったばかりの需要回復が台無しになるとの警戒が広がった。ワクチン普及が待たれる中、原油相場は上昇しても勢いを維持できない状態が続いている。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物3月限は、前日比16セント(0.3%)安い1バレル=52.61ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント3月限は3セント上昇の55.91ドル。

  金スポット相場は下落。バイデン政権による経済対策案の行方を気にしつつ、FOMCの結果発表を翌日に控え、方向感の定まらない取引となった。

  ニューヨーク時間午後2時46分現在、金スポット相場は前日比5.37ドル(0.3%)安い1オンス=1850.56ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は前日比4.20ドル(0.2%)安い1854.80ドルで引けた。

原題:U.S. Equities Slump Ahead of Earnings Reports: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Drops as Stocks Mixed; Euro Claws Back Gains: Inside G-10(抜粋)

Oil Dips With Near-Term Demand Concerns Holding Back Rally(抜粋)

Gold Fluctuates as Investors Wait for Reassurance From the Fed(抜粋)

◎欧州市況:株上昇、UBS決算やM&Aを好感-イタリア債高い

  26日の欧州株式相場は上昇。自社株買いや決算、合併・買収(M&A)活動が好感され、新型コロナウイルスの感染拡大やイタリアの政治を巡る懸念を上回った。

  ストックス欧州600指数は0.6%高で終了。自動車や化学など景気変動に敏感な銘柄が買われた。イタリアのFTSE・MIB指数は1.2%高。コンテ首相の辞任には反応薄だった。

  金融サービスも堅調。スウェーデンのプライベートエクイティー(未公開株、PE)投資会社EQTは、15%高と急騰。北米の不動産市場に足がかりを得る19億ドル(約1970億円)規模の取引が、株式の買いを誘った。スイスの銀行UBSグループは2020年通期決算で目標の全てを達成または上回ったほか、45億ドル規模の自社株買いを発表し、2.4%上昇した。

  欧州債市場ではイタリア債が上昇。首相を辞任したコンテ氏が再び首相に指名され、新たな政権を発足させるとの楽観が後押しした。安全資産へのトレーディングが巻き戻され、債券発行が増えていることからドイツ債は下落した。

  ドイツ債とイタリア債のイールドスプレッドは5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)縮小して117bp。

  ドイツ債の利回り曲線はベアスティープ化。欧州連合(EU)は今年最初の債券発行で、発行目標額の140億ユーロに対して1320億ユーロを超える需要を集めた。

  英国債は15年債と30年債の発行後、下げを縮小した。

  ドイツ10年債利回りは2bp上げてマイナス0.53%、フランス10年債利回りは2bp上昇のマイナス0.30%。イタリア10年債利回りは3bp低下の0.64%。

原題:
European Stocks Climb as Results, M&A Outweigh Virus Worries(抜粋)

Italian Bonds Rise, Bunds Decline: End-of-Day Curves, Spreads(抜粋)

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