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中国人民銀、金融政策による支援を尚早に解除することはない-易総裁

  • アントは問題を解決すれば、IPO計画を軌道に戻すことが可能
  • 世界経済フォーラムのパネル討論会で語った

中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は26日、同行が金融政策による支援措置を尚早に引き揚げることはなく、リスクに注意を払い続けると述べた。

  世界経済フォーラム(WEF)のパネル討論会に参加した易総裁は、金融政策が引き続き経済を下支えすると説明。マクロレバレッジ比率と不良債権をリスクとして挙げ、「景気回復を支援すると同時にリスクを防ぐバランスを保つ」と語った。

  今年の中国経済は潜在成長率近くに戻る可能性が高く、輸出は「かなりの好調」を続けるだろうとし、消費の正常化が進むとの見通しも示した。金融・財政政策は「雇用の最大化」に照準を合わせているという。

  昨年11月に新規株式公開(IPO)を中止した中国のフィンテック企業アント・グループについて、易総裁は当局が指摘した未解決の問題を解消すれば、同社のIPO計画は再び考慮されることになり得ると指摘。

  アントIPOを取り巻く問題は「複雑」だとし、関係機関が独占に絡む疑いのある問題を調査していると話した。フィンテックの法的枠組みは非常に明確になる必要があり、フィンテックのリスクには消費者情報の保護も含まれるとの認識を示した。

原題:China’s PBOC Won’t Exit Prematurely From Supportive Policy: Yi、Ant’s IPO Can Get Back on Track if Problems Resolved: PBOC’s Yi(抜粋)

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