, コンテンツにスキップする

中国中銀が予想外の資金吸収、バブル警告も-本土・香港市場に冷や水

  • 香港ハンセン指数は2%を超える下げ-テンセントも大幅安
  • 中国10年物国債先物、昨年8月以来の大きな下落に向かう

中国人民銀行(中央銀行)が26日に金融システムから予想外に資金を引き揚げ、本土と香港の金融市場に冷や水を浴びせた。人民銀の貨幣政策委員は資産バブルを招きかねないリスクがあると警鐘を鳴らした。

  香港株の指標ハンセン指数はこの日、2%を超える下げとなっている。前日は3万台で引けたが、再び2万9000台で推移している。中国のテンセント・ホールディングス(騰訊)は6%余りの値下がり。

テンセント株が大幅反落-記録的上昇で時価総額1兆ドルに迫った後

  本土市場では、10年物国債先物が昨年8月以来の大きな下落に向かっており、7日物レポ金利は29ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.72%と1年ぶりの高水準となった。

  人民銀は26日の公開市場操作(オペ)で差し引き780億元(約1兆2500億円)を吸収。貨幣政策委の馬駿委員は中国メディアに対し、中国が雇用の伸びとインフレ管理に焦点を移さなければ、株式・不動産市場など資産バブルのリスクが残ると警告した。

中国中銀の馬委員、成長率目標の恒久的廃止を提案-21世紀経済報道

Liquidity is helping drive Hong Kong and mainland Chinese shares

  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)の邢兆鵬エコノミストは、「人民銀は昨年12月の潤沢な流動性で生じた高揚感から投資家を抜け出させたい」と考えており、少なくとも週内はこうした姿勢を緩める公算は小さいと指摘。「月越えの流動性は非常にタイトになるだろう」と述べた。

原題:China Asset-Bubble Warning Threatens Stock Frenzy in Hong Kong(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE