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中国の景気回復ペース、1月に加速-輸出や不動産、株式相場が好調

  • 新型コロナ感染再拡大とコスト上昇のリスクも浮き彫り
  • 商品価格急上昇と輸出需要が頭打ちになりつつある兆しは逆風

中国の景気回復ペースは1月に加速した。2020年に2.3%成長となった中国は同年にプラス成長を遂げた唯一の主要国だとみられるが、さらに他国との差を広げている。

  ブルームバーグが追跡している早めに発表される8つの指数を組み合わせた総合指標は今月、前月から段階が1つアップした。輸出と不動産の力強さに加え、株式市場の好調さが主導した。

Recovery Pick Up Steam

China's economy sped up in January

Source: Bloomberg Economics

  昨年の成長を後押しした輸出ブームが緩む兆しはない。世界貿易のバロメーターとなっている韓国の輸出は1月1-20日に前年同期比で11%近く増加した。この期間の対中輸出は19%増加し、2月の春節(旧正月)休暇を控え強い需要があることを示している。

  英銀スタンダードチャータードによれば、輸出依存型の中小企業では景況感が1月に弱含んだが、国内重視の企業よりは好調だ。同行は中国で毎月500社余りの中小企業を調査している。

Exports Strong

And inflation looks to be picking up

Source: Data compiled by Bloomberg

  ただ今回の調査は、中国での新型コロナウイルス感染再拡大と一部企業の利益を圧迫し得るコスト上昇に伴うリスクも浮き彫りにしている。 

  スタンダードチャータードの申嵐、丁爽両氏はリポートで、「新型コロナ感染拡大で制限措置が再導入され、再びサービス業活動の重しとなっている」と指摘。商品価格急上昇と輸出需要が頭打ちになりつつある可能性の兆候も逆風だとの見方も示した。

Booming Stocks

And demand for metals shows economic strength

Source: Data compiled by Bloomberg

原題:China’s Economy Picks Up in January, Building on 2020’s Recovery(抜粋)

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