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ブラジルの政策金利、今年と来年の見通し引き上げ-エコノミスト調査

  • 12月までに政策金利を3.5%に引き上げと予想-従来見通しは3.25%
  • アナリストのインフレ率予想は今年の物価目標に近づきつつある

ブラジル経済を分析するエコノミストらは、今年と来年の政策金利見通しを引き上げた。アナリストのインフレ率予想が中央銀行の目標に近づきつつあることが背景。中銀は最近のインフレ上昇が想定したよりも持続的だと警戒感を示している。

  中銀が25日に公表したエコノミスト調査によると、政策金利(SELIC)は現在の2%から12月までに3.5%に引き上げられると予想されている。先週時点の見通しは3.25%だった。2022年の見通しも従来予想の4.75%から5%に引き上げられた。

Analysts see higher rates as CPI forecast accelerates

ブラジルの政策金利見通しを引き上げ、インフレ予想も上方修正-調査

  中銀は先週、食品や燃料の価格高騰や自国通貨安の状況の中で、予見可能な将来にわたり政策金利を過去最低水準に維持するとした金融政策の先行き方針(フォワードガイダンス)を撤回した。中銀の方針変更は、失業率の上昇や不透明な景気回復にもかかわらず、借り入れコストが上昇する兆しが見えているとの金融市場の見方をあらためて強めた。

  エコノミスト調査によると、21年のインフレ率は3.5%と見込まれており、今年の中銀目標の3.75%に近づきつつある。

原題:Brazil Economists See More Key Rate Increases This Year and Next(抜粋)

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