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グラブ、米IPOに向けモルガンSとJPモルガン起用-関係者

  • 今年下期にも米国上場の可能性、IPO規模は20億ドル以上か
  • 競合するゴジェックはトコペディアとの合併協議が進展

東南アジアの配車サービス大手グラブ・ホールディングスは、米国での新規株式公開(IPO)に向けモルガン・スタンレーJPモルガン・チェースを起用した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  同関係者が情報の非公開を理由に匿名で語ったところによれば、グラブは今年7-12月(下期)にも米国で株式を上場する可能性があり、IPOの規模は20億ドル(約2070億円)以上となり得る。シンガポールに本社を置くグラブにはソフトバンクグループが出資している。

  グラブと配車サービスで競合するインドネシアのゴジェックは、ネット通販のトコペディアとの合併協議が進展していると、ブルームバーグ・ニュースは今月、事情に詳しい複数の関係者を引用して伝えていた。それによれば、新会社のIPOも検討されており、米国とインドネシアで株式公開を目指すという。

ゴジェックがトコペディアと合併協議、新会社IPO検討-関係者

  ゴジェックとトコペディアの合併が実現すれば、グラブが東南アジアで幅広く事業を拡大する取り組みは、特に最大市場のインドネシアで危うくなる可能性がある。グラブの純収入は新型コロナウイルス感染拡大による落ち込みから急回復し、2020年は70%増加。同社の価値は直近の資金調達で140億ドル余りと評価された。

  グラブとモルガン・スタンレー、JPモルガンの担当者はいずれもコメントを控えている。

原題:
Grab Is Said to Pick Morgan Stanley, JPMorgan for U.S. IPO(抜粋)

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