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債券上昇、米長期金利低下を受け買い優勢-40年入札無難通過で安心感

更新日時

債券相場は上昇。前日の米国市場で長期金利が低下した流れで買いが優勢となったことに加え、この日に行われた40年債入札を無難に終えたことで買い安心感が広がった。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.03%
  • 新発20年債利回りは1bp低い0.435%、新発30年債利回りは0.5bp低い0.65%、新発40年債利回りは横ばいの0.70%
  • 長期国債先物3月物の終値は10銭高の151円98銭。米長期金利低下の流れを受けて買いが先行し、午後は40年入札を無事に終えたことで水準をやや切り上げ、一時152円00銭まで上昇
先物中心限月の推移

市場関係者の見方

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

  • 40年債入札は利回りが高水準だったことに加え、米長期金利上昇もピークアウトした感があり、良い環境に恵まれた
  • 日銀が3月点検で買い入れを減らすのではないかとの観測などネガティブ要因もあったが、ポジティブ要因が勝った
  • 入札結果が超長期債の一定の支援材料になった

BofA証券の大崎秀一チーフ金利ストラテジスト

  • 40年債入札は年金などのALM(資産と負債の総合的管理)需要で無難な結果
  • 在宅勤務の投資家が多く流通市場での取引はやりにくいようで、入札で買った投資家も多かったようだ
  • 追加経済対策などを材料にした米長期金利上昇はひとまず頭打ちで、3月末までは1%程度で推移すると予想

40年債入札

  • 最高落札利回りは0.685%、市場予想中央値と一致
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は2.86倍と、前回の2.67倍から上昇
  • 三菱モルガンの稲留氏
    • 最高落札利回りが事前予想と一致し、応札倍率も前回、前々回を上回るなど、しっかり需要を集めており無難な結果
  • 備考:日本債券:40年利付国債の過去の入札結果(表)

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.140%-0.125%0.030%0.435%0.650%0.700%
前日比横ばい-0.5bpー0.5bpー1.0bpー0.5bp横ばい
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