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米メルク、2つの開発プログラム打ち切り-新型コロナワクチン

メルクは2つの新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチン開発プログラムを打ち切る。初期の臨床試験で自然感染や既存のワクチンと比べ、免疫反応が劣るとデータで示された。

  ワクチン開発に成功した長い歴史を持つメルクは、ファイザーモデルナジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)とは異なる戦略を活用、弱体化したウイルスに焦点を絞る従来型のアプローチを採用した。開発中止となるワクチン候補は、メルクのエボラ出血熱の予防接種技術を用いた「V590」と欧州で使われているはしかワクチンを基にした「V591」。

  メルク・リサーチ・ラボラトリーズで感染症・ワクチン臨床試験のシニアバイスプレジデントを務めるニック・カートソニス氏によれば、試験結果は「残念で少し予想外」だった。

  同氏は24日のインタビューで、試験続行に必要な結果が得られず、メルク幹部が両プログラムの中止とリソースを同社のCOVID19治療法開発の取り組みに振り向けることを決めたと説明した。

原題:Merck Shuts Down Covid Vaccine Program After Lackluster Data(抜粋)

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