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バイデン氏当選させた提供者不詳「ダークマネー」、過去最高約150億円

  • バイデン陣営へのダークマネーはトランプ陣営の2840万ドルを上回る
  • 12年大統領選ロムニー氏陣営の1億1300万ドルを抜きこれまでで最高

バイデン米大統領は、外部の支持団体に対する匿名の提供者からの記録的な献金の恩恵を受けた。バイデン氏をホワイトハウスに送る手助けを誰が行ったか、十分な説明を国民が決して得られないことをそれは意味する。

  民主党が長年批判してきた提供者不詳の献金「ダークマネー」という形で、バイデン陣営は1億4500万ドル(約150億円)の支援を受けた。同陣営は現職大統領への挑戦者としては過去最高となる15億ドルを集めた。

  バイデン陣営が提供を受けたダークマネーの額は、トランプ陣営の2840万ドルを大きく上回り、2012年大統領選の共和党候補ミット・ロムニー氏陣営の1億1300万ドルを抜き、これまでで最高となった。

  支持者が精査を受けないままひそかに候補者を支援できるダークマネーが不健全だとして、民主党はこれまで禁止したい意向を示してきた。しかし、トランプ前大統領の打倒を目指す今回の大統領選ではそれが黙認された。

  バイデン氏の政治資金の受け皿となるスーパーPAC(政治活動特別委員会)「プライオリティーズUSAアクション・ファンド」は、もともとは非営利部門の「プライオリティーズUSA」に献金された2600万ドルを利用した。献金者名を開示する義務はない。

  プライオリティーズUSAのガイ・セシル会長は悪びれた様子もなく、「トランプ氏と彼を支える右派勢力に対し、一方的に武装解除するつもりはなかった」とのコメントした。

Inauguration Of Joe Biden As 46th President Of The United States

就任式で演説するバイデン大統領(1月20日)

写真家:Patrick Semansky / AP Photo / Bloomberg

原題:‘Dark Money’ Helped Pave Joe Biden’s Path to the White House (1)(抜粋)

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