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超長期債が下落、あす40年入札や日銀政策点検への警戒感が重し

更新日時

債券市場では超長期債が下落。あすに40年国債入札を控えて調整売りが出た上、日本銀行による3月の政策点検への警戒感が相場の重しとなった。一方、日銀の残存期間1年以下の国債買い入れオペが減額されたものの、相場への影響は限られた。

  • 新発30年債利回りは0.655%、新発40年債利回りは0.700%と、それぞれ前週末比0.5ベーシスポイント(bp)上昇
  • 新発10年債利回りは横ばいの0.035%、一時0.03%
  • 長期国債先物3月物の終値は2銭高の151円88銭。先週末の米長期金利低下の流れを受けて買いが先行し、一時151円94銭まで上昇も、午後は上げ幅を縮小

市場関係者の見方

みずほ証券の松崎涼祐マーケットアナリスト

  • 超長期ゾーンは日銀の点検に対する思惑が影響しやすく、買い入れオペ減額となれば残存10-25年ということになるので、居所を探る20年債は上値が重くならざるを得ない
  • 40年債入札については、水準が調整されている上、残存25年超オペはすでに減額余地が限られ、米長期金利にも一服感が出ているとなれば、それほど警戒は強くないのではないか
  • 1年以下のオペ減額はやや驚いたが、あまり相場の材料にはならず、短いゾーンのオペ減額を中長期の金融政策のインプリケーションに結び付けるのはやや強引だろう
新発40年物国債利回りの推移

日銀オペ

  • 残存期間1年以下は1000億円と、前回から500億円減額。残存1ー3年、3ー5年、5ー10年の通知額は据え置き
  • 応札倍率は3-5年で低下、それ以外の残存期間で上昇
  • みずほ証の松崎氏
    • オペ結果はおおむね無難。1年以下の減額は、前回の応札が非常に少なかったことへの対応だろう
  • 備考:国債買い切りオペ結果一覧

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.140%-0.125%0.035%0.445%0.655%0.700%
前週末比横ばい-1.0bp横ばい横ばい+0.5bp+0.5bp
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