東京五輪:IOC会長が開催決意表明、選手に予防接種計画-報道
西前明子、ハイアー千津子
更新日時
国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は、各国・地域の国内オリンピック委員会(NOC)とオンラインで意見交換した上で、東京五輪開催への決意を重ねて示したと共同通信が報じた。
共同通信は日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長の情報として、NOCから開催への懸念の声は上がらなかったと報道。バッハ会長は英紙タイムズの報道を「フェイクニュース」と否定。NOCに対し、大会への準備に関するアンケートを近く行う方針を示したという。
英紙テレグラフによれば、IOCは東京大会開催に向け、世界保健機関(WHO)と協力し、選手全員に予防接種を行う計画。
IOCの主な優先事項は、接種プログラムがまだ始動していない国の選手に対するワクチン投与の早期実施で、途上国にもコロナワクチンを供給するWHO主導の枠組み「COVAX(コバックス)」プロジェクトとの協議は進展しているとも伝えた。
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(3段落目以降に英紙テレグラフの報道を追加して更新します)
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