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米市場はインフレを過度に懸念、日本の事例参考を-ジャナス

  • 米10年債は利回り1.25~1.5%付近にあって買い場-シーリンスキ氏
  • 力強い成長と緩やかな物価上昇は追い風-高利回り社債など選好

米景気回復を想定している投資家は物価上昇を織り込み過ぎているようだと、ジャナス・ヘンダーソンは指摘した。

  債券グローバル責任者ジム・ シーリンスキ氏は成長が上向くだろうとした上で、インフレ加速を見込む投資家が日本の事例を参考にすることを勧めた。日本では低金利の中で大規模な財政出動が行われたが、利回りは急上昇せず、ボラティリティーが低下した。

  これを踏まえると、指標の10年債で1.25ー1.5%のレンジに近づいている米国債利回りは魅力的に見えると、シーリンスキ氏はインタビューで語った。利回り曲線のスティープ化を想定した取引は「古い」とも述べた。

  より力強い成長と緩やかな物価上昇が同時に実現すれば、リスク資産には追い風だと同氏は分析。高格付け債ほど相場が上昇していなかった高利回り社債や住宅ローン、資産担保証券(ABS)を選好している。

  「小幅なインフレは金融引き締めにつながらない限り、市場にかなり良好に作用することが多いことを思い出してみよう」とした上で、「インフレ加速ではなく、インフレを抑制し続けることができれば、リスク資産の後押しになる」と指摘した。

原題:
Janus Henderson Says Markets Worrying Too Much About Inflation(抜粋)

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