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【債券週間展望】長期金利に上昇圧力、政策点検や米長期金利を注視

1月第4週(25日-29日)の債券市場では長期金利に上昇圧力がかかる展開が予想されている。日本銀行による3月会合での政策点検や上昇基調が続いている米国の長期金利の動向を市場は注視している。

市場参加者の見方

◎岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • バイデン新政権の経済対策や新型コロナのワクチン普及への期待は強く、米10年国債利回りの上昇基調に当面変化はないだろう
  • 3月に向けた日銀の政策点検への警戒感も高まっており、投資家は上値追いには慎重な姿勢を維持しよう
  • 金融緩和の長期化見通しを背景に大幅な利回り上昇は見込みづらく、投資家の押し目買い姿勢も当面変化はないだろう
  • 長期金利の予想レンジは0.03%~0.05%

◎三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

  • 日銀の3月の政策点検を材料とした売りは一巡し、国内金利の上昇は一服したのではないか
  • 米連邦公開市場委員会(FOMC)後のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見は、早期のテーパリング論に与せず、ハト派的なメッセージが発せされると予想
  • 2月の日銀オペ計画はレンジの据え置きを予想。3回予定されているオペが下値を支えよう
  • 長期金利の予想レンジは0.02%~0.04%

国債入札予定

年限発行予定額
  26日40年5000億円程度
  28日2年3兆円程度

日銀オペ予定

対象年限直近の通知額
25日1-3年4500億円
3-5年4200億円
5-10年4200億円
27日1-3年4500億円
10-25年1200億円
29日3-5年4200億円
5-10年4200億円
25年超300億円

主な材料

  • 25日:日銀金融政策決定会合議事録等(2010年7月~12月開催分)
  • 26日:日銀金融政策決定会合議事要旨(12月17、18日分)
  • 26日:国際通貨基金(IMF)が世界経済見通し(WEO)改訂見通しを発表
  • 26日:米FOMC(27日まで)
  • 26日:IMF、世界経済見通し(WEO)改訂見通し
  • 28日:10-12月の米国内総生産(GDP)速報値
  • 29日:日銀金融政策決定会合における主な意見(1月20、21日分)
  • 29日:日銀、長期国債買い入れの月間予定(2月)
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