, コンテンツにスキップする

英EU離脱完了でデリバティブ取引はNYに流出、欧州を回避-IHS

  • 米国の取引プラットフォーム、1月初めにシェア高める
  • ユーロ建て、ポンド建て金利スワップで米国勢のシェア2倍強

英国の欧州連合(EU)離脱完了でデリバティブ取引がまず向かったのは米国だった。IHSマークイットのデータが示した。

  IHSが21日公表したデータによると、ユーロ建て金利スワップ取引執行で米国のプラットフォームが占める割合は1月最初の2週間で23%と、昨年12月の11%から上昇した。一方、欧州のプラットフォームのシェアは同時期に42%から35%に低下した。

  ポンド建て金利スワップもウォール街に移行した。英国のEU離脱移行期間が終わる直前の1カ月間に米プラットフォームのシェアは11%程度だったが、同様におよそ23%へと上昇した。

  IHSのマネジングディレクター、カーストン・ウィンタース氏は「合意なしに近い」英国のEU離脱に加え、金融サービスについて双方の合意がないことが米国への流出につながったと指摘。ウォール街を利するこの動きが恒久的になるかどうかは、始まったばかりの英国とEUの交渉次第だとの見方を示した。

原題:
Derivatives Trading Fled Europe for New York After Brexit (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE