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モデルナ製ワクチン、NYの配布遅れは温度の問題-物流上の課題明白

  • マケッソンは輸送中の温度が低過ぎたため一部交換を進めている
  • NY市は10万3000回分の配布遅延で接種予約変更を迫られた

医薬品流通の米マケッソンモデルナの新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチンの一部について、輸送中の温度が低過ぎたため交換を進めている。各州でワクチン需要が急増する中、米国のワクチン接種計画が直面する物流上の課題が浮き彫りになった。

  米政府の委託でモデルナ製ワクチンの配布業務を担うマケッソンは発表文で、17日の一部出荷分が推奨される温度範囲を下回ったと明らかにした。輸送に使用されたジェル剤が冷え過ぎたとしている。

  ニューヨーク市のデブラシオ市長は20日、モデルナ製ワクチン10万3000回分の配布遅延を理由に2万3000件の接種予約変更を余儀なくされたと述べた。同市保健当局の報道官は遅れの原因はマケッソンが明らかにした温度の問題だと説明した。

  一部の州もここ数日に、温度の問題を報告している。モデルナ製と、ファイザーとビオンテックが開発したワクチンはともに低温での管理が不可欠で、ファイザー製に求められる温度では特別な保管装置が必要だ。

  モデルナの広報担当者は、ワクチンが米政府の管理下に置かれた段階で配布状況は把握できなくなると述べた。

   米疾病対策センター(CDC)とコロナワクチン配布を統括する米連邦政府の「ワープ・スピード作戦」は「保管温度が容認できる範囲から外れる事例をいくつか」確認していると、CDCのクリステン・ノードランド報道官が20日、電子メールで説明した。

原題:
Moderna Shipments Lag in NYC, States on Temperature Issue (1)(抜粋)

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