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米大手銀の株価下落、モルガンS好決算でも-アナリストが厳しい見方

  • JPモルガン、BofA、シティなど軒並み下落
  • 銀行決算、与信除けばファンダメンタルは芳しくないとの指摘も

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20日の米株式市場でJPモルガン・チェースとバンク・オブ・アメリカ(BofA)、シティグループなど大手銀が下落した。大手銀の決算発表を締めくくるモルガン・スタンレーの10-12月(第4四半期)決算は純収入が市場予想を上回ったが、一部のアナリストは厳しい見方をしている。

  各行の終値はJPモルガンが1.5%安、BofA1.3%安、シティ0.7%安、ウェルズ・ファーゴ0.5%安、モルガン・スタンレー0.2%安、ゴールドマン・サックス・グループ1.3%安。

  KBW銀行株指数は1.8%下げ、6日以来の安値で終了。決算が失望を呼んだBNYメロンとUSバンコープが大きく下げた。

  バイタル・ナレッジの創業者でアナリストのアダム・クリサフルリ氏は、銀行決算の1株利益は「予想を大幅に上回っているが、それは大方、与信によるものであり、投資家はこれが上振れ要因になりにくいとみる傾向がある」と分析。「与信を除けば、ファンダメンタルは芳しくない」と指摘した。

  同氏はその上で今後の業績について、純金利マージンと純金利収入は昨年10-12月(第4四半期)の水準で安定化するとみられるが増加は難しいと指摘。一方、金利以外の収入については、昨年はモーゲージや助言、引き受け、トレーディングなど全ての分野が好調だったが、現在のローンの伸びは緩慢なことから、前年比で伸びるのは難しいと予想した。

原題:Big Bank Shares Fall After Morgan Stanley Wraps Up Results (2)(抜粋)

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