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半導体株、今年は2012年以来最良の滑り出し-旺盛な需要が追い風

  • フィラデルフィア半導体指数は年初来10%上昇-S&P500種上回る
  • 1月上昇率は9年ぶり高水準か、装置サプライヤーが上げ主導

半導体関連株は1月に、同月としては9年ぶりの上昇率を記録しそうだ。半導体の需要急増が価格を押し上げ、製造装置向け支出拡大を後押ししている。

  フィラデルフィア半導体指数は年初から約10%上昇し、2012年以来の好調な滑り出し。一方、S&P500種株価指数の年初来上昇率は2.6%にとどまっている。

Semiconductor stocks have gained 11% so far this month

  半導体製造に使用される装置や素材を提供する企業が上げを主導。アプライド・マテリアルズとMKSインスツルメンツ、ラムリサーチ、ブルックス・オートメーションは年初から20日までに約20%上げた。昨年2倍に値上がりしたエヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などの半導体メーカーは伸び悩んでいる。

  半導体の受託生産世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は先週、今年の設備投資計画を最大280億米ドルに設定し、前年実績から大幅に引き上げた。これに先立ち米マイクロン・テクノロジーは7日、強気の見通しを示し、半導体メモリーへの力強い需要を示唆していた。

  レイモンド・ジェームズのアナリスト、クリス・カソ氏は19日のリポートで、「需給不均衡は半導体サプライヤーにとって間違いなくプラスだ」と指摘。エバコアISIのCJミューズ氏は半導体製造装置メーカーについて、利益の伸びが見込まれることなどから、引き続きアウトパフォームするはずだとの見方を示した。

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原題:
Chip Stocks Having Best January Since 2012 Amid Demand Boom (1)(抜粋)

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