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苦境に立つ航空業界、新年も減便続く-回復基調だった中国も後退

  • 欧州は特に大きな打撃、輸送能力はコロナ禍前の4分の1程度
  • ライアンエアーは約92%減便、ジェット2は事実上の運航停止

世界各国の航空会社は新年に入って一段と便数を削減している。航空業界を直撃した新型コロナウイルス危機が収束する兆しは一向にない。

  航空データ会社OAGのアナリスト、ジョン・グラント氏によれば、旅行需要の減少で特に大きな打撃を受けている欧州では、各社ともコロナ禍前と比べて4分の1程度の輸送能力で運航している。昨年後半には例年並みに回復していた中国でも、今月18日時点では便数が12%減少していたという。

  グラント氏は20日のウェビナーで講演し、「状況は良くない。むしろ後退しているくらいだ」と述べ、「国外への渡航を希望するのであれば、何らかの証明が必要であるということを淡々と受け入れるしかない」と続けた。

  OAGのデータによると、シンガポール発着の航空会社の輸送能力は88%減、英国は87%減、ドイツは84%減。欧州最大の格安航空会社ライアンエアー・ホールディングスは約92%減便し、英航空会社のジェット2は事実上、運航を全て停止したと、グラント氏は指摘した。

Losing Momentum

Airline seat capacity has weakened globally in recent weeks

Source: OAG

Weekly change vs. year-ago

原題:Airlines in Reverse With Capacity Cuts From Europe to China

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