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債券は上昇、現物債に買い戻し圧力ー利回り曲線はフラット化

更新日時

債券相場は上昇。日本銀行による長期金利の変動幅拡大の観測報道を受けて週初に売られた反動から、現物債に買い戻し圧力が掛かった。超長期ゾーンの金利低下幅が大きくなり、利回り曲線はフラット(平たん)化した。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.03%
  • 新発20年債利回りは0.43%、新発30年債利回りは0.645%、新発40年債利回りは0.69%と、いずれも1.5bpの低下
  • 長期国債先物3月物の終値は3銭高の151円98銭。買い先行で取引を始め、その後も小幅高で推移し、午後に入ると超長期債の堅調を受けて一時152円3銭まで上昇

市場関係者の見方

BofA証券の大崎秀一チーフ金利ストラテジスト

  • レンジ拡大の観測報道を受けて売られたところから買い戻しが入った
  • 市場も一時的には織り込んだが、結局は日銀が買い入れオペを減らすまで変わらないという受け止めではないか
  • 米長期金利上昇が一服する中、30年債や40年債は金利が上がれば買う生命保険のスタンスは継続だろう
  • スティープ(傾斜)化させたいと言う日銀政策委員がいる中で、短いゾーンに資金を移す動きも生じやすい

日銀会合・総裁会見

  • 日銀が金融緩和策の維持決定、景気の現状判断を引き下げ
  • 午後3時半から黒田東彦総裁会見
  • BofA証券の大崎氏
    • 3月の政策点検について、総裁がヒントになるようなことを今の時点で言うこともないだろう
    • 金利レンジ拡大について質問されれば、それも含めて検討するぐらいのトーンで、よっぽどの発言でない限り金利が動くこともないだろう

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.140%-0.120%0.030%0.430%0.645%0.690%
前日比-0.5bp-0.5bp-0.5bp-1.5bp-1.5bp-1.5bp
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