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ロンドン金属取引所、伝統の「リング取引」を恒久的に停止も

ロンドン金属取引所(LME)は100年以上の伝統を誇るオープンアウトクライ(公開売買方式)の立会場を、恒久的に閉鎖することを提案する方針だ。手ぶりや大声で値決めなどを行う伝統的な取引方式は、世界の金融取引でもLMEが最後の守り手だった。

  「リング」と呼ばれる円形の立会場は、英国が新型コロナウイルス感染拡大に伴う最初のロックダウン(都市封鎖)を実施した昨年3月に取引を停止。それ以降、銅やアルミニウム、亜鉛など金属の指標価格は電子取引で決められている。

Trading Session At The London Metals Exchange

LMEでのリング取引の様子

写真家:ジェイソン・アルデン/ブルームバーグ

  電子取引に移行後10カ月の運営が円滑に行われたことから、リング取引はその役目を終えたのではないかとの議論が復活。LMEのシステムは複雑でリング取引でなければ価格を設定できないとの主張は、根拠が薄らいだ。

  事情に詳しい関係者によれば、LMEは19日中に討議資料を発表する。資料にはリングの恒久的閉鎖案が盛り込まれるという。

原題:London Metal Exchange May Permanently Close Iconic Trading Floor(抜粋)

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