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ドル・円は上昇、米景気対策期待でリスクオン加速-104円台前半

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は上昇。バイデン次期米政権による大規模な追加経済対策への期待からリスクオンの流れが加速、ドルと円が主要通貨に対して売られる中、ドル・円では円売りが優勢となった。円は主要16通貨全てに対して売られた。

  • ドル・円は午後3時18分現在、前日比0.3%高の1ドル=104円01銭。朝方の103円65銭を安値に一時104円08銭まで上昇
  • ユーロ・ドルは0.2%高の1ユーロ=1.2095ドル。ユーロ・円は0.5%高の1ユーロ=125円80銭

リスクオン下でドル高・円安が進む

市場関係者の見方

ソニーフィナンシャルホールディングスの石川久美子為替アナリスト

  • バイデン次期米政権による経済対策への期待を先食いする形でリスクオンの株高・ドル売り、円売りとなり、円安の方が強く出ている
  • 前日の米金融市場が休場だったので、まだ全体的に取引が薄く、値が飛びやすい面もあるのではないか
  • 次期米財務長官に指名されたイエレン氏は慎重な人柄で、就任前から革新的な言動で市場の期待をあおることはしないのではないか。そうなればリスクオンは一服し、ドル・円の上昇も長続きしないだろう

SMBC信託銀行の佐溝将司シニアマーケットアナリスト

  • 日本株などの上げ幅拡大がドル・円を押し上げている
  • 内外の株高は次期米財務長官に指名されたイエレン氏の米議会公聴会を前に次期米政権での大規模な景気刺激策に対する期待が高まっていることが主因
  • ドルと円はリスクオン時に売られやすいという立ち位置は基本的に同じだが、足元では米長期金利の1%超えと欧州の政局不安がドル安の勢いを弱めており、今のところ、円が対ドルでも売られやすくなっている

大和証券の石月幸雄シニア為替ストラテジスト

  • 米公聴会でのイエレン氏の発言は一定の注目を集めている。米大統領就任式はつつがなく混乱なく終わるか見極めが必要で、神経質にならざるを得ない

背景

  • 日経平均株価は前日比391円25銭高の2万8633円46銭で取引を終了。米株価指数先物は時間外取引で上昇
  • 米10年物国債利回りは時間外取引で1.10%台を中心に推移
  • イエレン氏、景気浮揚へ「大胆に行動」と表明へ-19日指名承認公聴会
  • バイデン氏は20日に第46代米大統領に就任する
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