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ブラジル大統領、コロナワクチン接種計画を前倒し-支持率低下で

  • サンパウロ州17日にワクチン接種開始-連邦政府は18日に配布始める
  • ボルソナロ氏の支持率は1月に6ポイント低下し32%-世論調査

ブラジル政府は全国的な新型コロナウイルスワクチン接種計画の開始時期を早めた。ボルソナロ大統領と対立するジョアン・ドリア氏が知事を務めるサンパウロ州で17日に他の地域に先駆けてワクチン接種が開始され、支持率低下にあえぐボルソナロ氏に計画の前倒しを促した。

  公式発表によると、政府は18日に中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)がサンパウロのブタンタン研究所と提携して開発した新型コロナワクチン600万回分の配布を全27州に対して開始。予防接種の即時開始を承認した。パズエロ保健相はこれより前に、全国的なワクチン接種キャンペーンは20日開始と発言していた。

  サンパウロ州ではドリア知事が中国製「コロナバック」の国内初接種を記念する式典を17日に開催。衛生規制当局はこの日これに先立ち、同ワクチンの緊急使用を承認していた。この式典で黒人看護師がワクチン接種を受ける写真がブラジル各地で報道され、ボルソナロ大統領の主な政敵の1人とされるドリア州知事に軍配が上がった格好となった。連邦政府は大規模キャンペーンで英アストラゼニカが開発したワクチンの普及を目指しているが、同ワクチンの一部を生産するインドとの交渉が難航し、出荷が遅れている。

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新型コロナウイルスワクチンを接種する医療従事者

  政治経済社会研究所(Ipespe)などが1000人を対象に今月11日から14日に実施した世論調査によると、ボルソナロ大統領の支持率は新型コロナ対応の非正規労働者への現金給付プログラム終了後の1月に6ポイント低下し32%となった。

原題:Bolsonaro Accelerates Vaccine Plan as Popularity Takes a Hit (2)(抜粋)

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