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「キーストーンXL」資材売却も、バイデン氏が認可取り消しなら

  • カナダ・アルバータ州は昨年3月、プロジェクトへの資金拠出を表明
  • 一部のパイプや建設資材が売却される可能性-建設費回収で

カナダ・アルバータ州は同州の油田と米メキシコ湾岸の製油所を米中西部経由で結ぶ「キーストーンXL」パイプライン計画に拠出した11億ドル(約1140億円)の一部回収に向け、パイプや建設資材の売却を検討している。

  アルバータ州のケニー州首相は18日の記者会見で、「プロジェクトが終了した場合、膨大な量のパイプなど資産が売却対象となり得る」とした上で、「建設費の埋め合わせになるだろう」と語った。

Kenney and Trudeau

アルバータ州のケニー州首相とカナダのトルドー首相(オタワ、2019年5月)

  20日に就任するバイデン次期米大統領はキーストーンXL計画の建設認可取り消しを選挙公約に掲げており、カナダのオイルサンド業界を脅かしている。バイデン氏は就任初日に大統領令でこの公約を実行する可能性があると、カナダ放送協会(CBC)が17日、複数の関係者を引用して伝えた。

バイデン氏、就任初日にパイプライン建設認可取り消しも-報道

  アルバータ州政府は昨年3月、建設を後押しするため初年度に11億ドルの拠出と42億ドルの融資保証を行うことで合意した。

  このプロジェクトは、10年余り前にオバマ米大統領(当時)が環境面の懸念から却下したが、トランプ大統領が就任後に認可していた。

原題:Keystone XL May Be Sold for Scrap If Biden Moves to Kill It (1) (抜粋)

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