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中国シノバック、ワクチン接種間隔長めで効果向上-データ矛盾に反論

  • 接種間隔が3週間なら、予防の確率は2週間より20ポイント近く高い
  • ブラジル被験者はコロナ患者に接する医療従事者だったとシノバック

中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)は自社で開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、1回目と2回目の接種の間隔を長めに空けた場合、予防効果が高まると指摘した。このワクチンはインドネシアやブラジルでも接種が開始されつつあるが、有効性のデータに一貫性がない。

  ブラジルでシノバックのワクチン「コロナバック」を1万3000人に接種した臨床試験で、1400人近くが1回目から3週間後に2回目の接種を受け、大半が2週間の間隔だった。コロナを予防する確率は前者が後者(50.4%)より20ポイント近く高かった。同社がブルームバーグ・ニュースの質問に書面で回答した。

  コロナバックは4カ所で行われた臨床試験で有効性が大きく異なっており、感染拡大阻止に有効かどうかに懸念が生じている。インドネシアではジョコ大統領がコロナバックの接種を受ける様子が先週テレビ放映され、感染者数が世界で3番目に多いブラジルでは17日、同ワクチンの緊急使用が認められた。

  シノバックはコロナバックの臨床試験として世界最大規模のブラジルでの第3相試験で、参加者が新型コロナ患者に接する医療従事者だったとし、ウイルスにさらされる割合が高かったと回答書で指摘した。

  同社は「接種間隔を21日または28日とした場合、感染拡大の中にいる医療従事者を保護するワクチンの能力は大幅に向上する可能性がある」とブルームバーグに説明した。

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原題:
Sinovac Steps Up Defense of Shot After Confusing Data (1)(抜粋)

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