, コンテンツにスキップする

債券先物が上昇、20年入札無難通過で買い優勢-日銀会合控え警戒感も

更新日時

債券市場では先物が上昇。この日に実施された20年債入札が無難な結果となったことを受けて買いが優勢となった。一方、週内に予定されている日本銀行の金融政策決定会合を控えて、利回り曲線のスティープ(傾斜)化への警戒感がくすぶっており、上値は限定的となった。

  • 長期国債先物3月物は13銭高の151円85銭で高値引け。前日に売られた反動で買いが先行し、午後に入ると20年入札の結果を受けて上げ幅を拡大した
  • 新発10年債利回りは横ばいの0.045%、一時0.5ベーシスポイント(bp)高の0.05%に上昇
長期国債先物3月物の日中取引推移

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 10年金利が0.05%で上昇が止まっている中、20年債入札は表面利率も引き上げられて買わないという状況ではなかった
  • 20年入札が予想通り無難に消化され、30年債と40年債もしっかり
  • ただ、日銀の金融政策決定会合を控えて、利回り曲線をスティープ化させたいとの思惑の方が進みやすく、積極的な買いは入りにくい

20年債入札

  • 最低落札価格は100円95銭と、市場予想中央値と一致
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.35倍と、前回の3.01倍から上昇
  • 小さければ好調を示すテール(最低と平均落札価格の差)は9銭と、前回の12銭から縮小
  • 岡三証の鈴木氏
    • 一番人気のある年限で、資金の余剰感を背景にそれなりの需要を集めた
  • 備考:過去の20年債入札の結果一覧

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.130%-0.110%0.045%0.445%0.655%0.695%
前日比横ばい-1.0bp横ばい+0.5bp横ばい-0.5bp
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE