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ドル安トレンド再開か、ヘッジファンドはドルショート積み上げ

  • ヘッジファンドのドルショート、18年4月以来の高水準-CFTC
  • 低金利などがドル圧迫とゴールドマン、JPモルガンもドル安見込む

ドルは再び下落トレンドに戻ろうとしている可能性がある。

  米商品先物取引委員会(CFTC)が集計したデータによると、ヘッジファンドは12日までの1週間でドルのネットショートポジションを2018年4月以来の高水準に増やした。一方、ポンドの強気ポジションはネットで昨年10月以来の水準に膨らみ、 ユーロとオーストラリア・ドル、ニュージーランド・ドルにも資金が投じられている。

  ドル安の新たな兆しは、次期米政権の政策への関心を高める可能性がある。次期米財務長官に指名されたジャネット・イエレン氏は19日の指名公聴会で、輸出拡大のためにドル安を追求しない方針を示す見通しだ。

  JPモルガン・アセット・マネジメントのグローバル金利責任者、シェーマス・マクゴリーン氏は先週のインタビューで、「ドルは向こう1年下げる可能性が引き続き高い」とする一方、豪ドルと「新興国通貨を中心に世界の経済成長の影響を受けやすい通貨の多く」は上昇すると予想した。

Hedge funds ramp up short-dollar bets to highest since 2018

  ブルームバーグ・ドル・スポット指数は今月付けた約3年ぶりの安値から1%余り上昇し、ドル反発の観測が広がったが、ゴールドマン・サックス・グループなどはドル安予想を堅持している。

  ゴールドマンのストラテジスト、ダニー・スワナプルティ氏は17日のリポートで、「ドルの高いバリュエーションと低い名目・実質金利、世界経済の急回復が2021年を通じてドル相場を圧迫すると引き続き考えている」と説明した。

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原題:Dollar Shorts Mount Before Yellen Outlines Market-Based Policy(抜粋)

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