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メキシコを米司法省非難-麻薬取引関与疑惑の前国防相の捜査資料公開

  • メキシコは前国防相の捜査打ち切りを発表-「深く失望」と米司法省
  • 捜査支援のための米提供資料の公開は刑事共助条約に違反-米司法省

米司法省は、麻薬取引関与の疑いで2020年に逮捕されたメキシコのシエンフエゴス前国防相の捜査支援で同国に極秘に渡した資料を公開されたとして、メキシコを非難するとともに両国間の刑事共助条約に基づく情報共有の継続に疑問を呈した。

  メキシコによるシエンフエゴス容疑者の捜査打ち切り決定に「深く失望」したとの声明を米司法省の報道官は発表。米国はメキシコ側の要請で訴追を見送った後、同国での捜査のため昨年11月に容疑者を本国に送還していた。

Salvador Cienfuegos

シエンフエゴス前国防相(2018年)

写真家:Lujan Agusti / Bloomberg

  メキシコのロペスオブラドール大統領は15日、米国での容疑は捏造(ねつぞう)されたもので、証拠に価値はなかったと指摘。その後にメキシコ外務省が米側作成の751ページにわたる証拠資料を公開した。

  米司法省の報道官は声明で、メキシコによる今回の情報公開決定は「米・メキシコ間の刑事共助条約違反だ」とし、「メキシコの犯罪捜査支援で米国が情報共有を継続できるかどうか、疑念を抱かせるものだ」と指摘。さらに容疑の捏造も否定した。

原題:Mexico Slammed by U.S. After Documents Released in Drug Case (2)(抜粋)

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