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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg
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米、対中関税の即時撤廃はない-5人の大統領に仕えたホーマッツ氏

  • バイデン次期政権でも米国の対中姿勢は厳しいままだと予想
  • 中国は医療などの分野で米国との協力を望んでいるとホーマッツ氏

5つの米政権に仕え、ゴールドマン・サックス・インターナショナルで副会長を務めたロバート・ホーマッツ氏はトランプ政権が導入した対中関税の一部をバイデン次期大統領が直ちに撤退することは予想していないと語った。同氏は現在、ティーデマン・アドバイザーズのマネジングディレクター。

  ホーマッツ氏はポッドキャスト「ワット・ゴーズ・アップ」で、「バイデン氏と経済界の民主、共和両党の支持者は知的財産やデータのプライバシー関連規則、外国企業の扱い、米企業の企業秘密などに関する全般事項について、過去に米国が示してきたよりも厳しい対中路線を望むと私は考えている」と述べた。

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ロバート・ホーマッツ氏

Photographer: Christopher Goodney/Bloomberg

  「このためバイデン氏は過去のより穏健な時代に回帰することはないだろう」と発言。「関税の一部について即時撤廃は予想しておらず、米中貿易合意のいわゆる第2段階の通商協議も想定していない。中国に第1段階の約束を履行させようとするだろう」と話した。

  一方、中国外相と交わした最近の会話を踏まえ、「外相が強調していたことだが、中国は連携の可能性がある一定の分野で米国と協力できるよう望んでいる」と指摘。「医療分野で協力した実績は確かにある」と語った。

  また中国は環境問題で主な役割を担うことを望んでいるが、「バイデン氏の下で米国が環境問題について主導権を取り戻す考えなら、オバマ前政権のように中国と協力する何らかの方法を見いだす必要があるだろう」と述べた。

原題:
Adviser to Five U.S. Presidents Expects China Tariffs to Remain(抜粋)

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