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民主党完勝のバイデン政権、株価それでも上昇か-過去70年プラス9.1%

  • 民主党完勝の下でS&P500年間リターンを1950年にさかのぼり集計
  • 景気下支えのインフラ投資が循環株の回復につながると投資家は確信

なお多くのリスクに米国の投資家が直面しているとはいえ、次期大統領が属する政党は必ずしもリスクにならない。

  第46代大統領に20日就任するジョー・バイデン氏は、与党民主党が議会の主導権も握る中で政権運営に当たる。民主党がホワイトハウスと上下両院を掌握する「完勝」は、市場を不安にさせるだろうか。答えは恐らくノーだ。

  LPLファイナンシャルのデータによれば、同じシナリオの下で、S&P500種株価指数の年間リターンを1950年までさかのぼり集計すると、プラス9.1%になる。これは政権と議会がねじれ状態にあるケースほど良くないが、全年の平均を上回っている。

  

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  トランプ大統領がダウ工業株30種平均を成功のバロメーターとしたことは周知の通りだが、投資家にとってバイデン新政権発足はこれまでからの態度の変化を意味する。

  投資家は景気下支えのためのインフラ投資が循環セクターの回復につながると確信し、今のところ過度の懸念を抱いていないようだ。政権交代は波乱含みだが、ウォール街の大勢は引き続き楽観的だ。

  TIAAバンクのワールドマーケッツ部門プレジデント、クリス・ガフニー氏は「市場は全般に一部の人が考えるほど誰が政権を担当するかで影響を受けていない。規制環境や税制環境といった特定の分野には、市場に影響する要因が確かに存在する。しかし全体では経済の現状と今後の見通しの影響が大きい。現時点では、彼らは景気回復を支えるために動こうとしているようだ」と指摘した。

  バイデン次期大統領が発表した1兆9000億ドル(約197兆円)規模の追加経済対策は、インフラと機械関連銘柄の株価を押し上げる可能性が高く、景気改善から好影響を受ける循環セクターがS&P500種指数の上昇を今後もけん引すると予想される。

Democratic policy winners and losers are up about the same since the election

原題:Stock Market Usually Rises Even When One Party Rules Washington(抜粋)

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