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【米国市況】株続落、S&P500種は1週間で最大の下げ-ドル上昇

15日の米株式相場は続落。S&P500種株価指数はここ1週間余りで最大の下げとなった。2020年10-12月(第4四半期)決算が期待外れとなったウェルズ・ファーゴが売られ、銀行株を押し下げた。

  • 米国株は続落、エネルギーや金融が安い-公益や不動産は上昇
  • 米国債は上昇、10年債利回り1.09%
  • ドル上昇、リスクテーク意欲減退-対円103円後半
  • NY原油、大幅反落-ドル高、米経済指標の低調で
  • NY金は続落、ドル高を背景に

  エネルギー株や金融銘柄を中心に、S&P500種は下落。エクソンモービルは4.8%安。主要資産を過大評価していた疑いで、米証券取引委員会(SEC)が同社を調査しているとの報道が響いた。一方、公益や不動産株は上昇した。

  S&P500種は前日比0.7%安の3768.25。ダウ工業株30種平均は177.26ドル(0.6%)安の30814.26ドル。ナスダック総合指数は0.9%下落。ニューヨーク時間午後4時19分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.09%。

  米経済対策案への期待に支えられ、いわゆるリフレーショントレードが活発になっていたが、同対策の成立が約束されているわけではない。バイデン次期大統領が打ち出した同案は、議会の抵抗次第では骨抜きにされかねない。税制政策では、一部増税の可能性もある。

  メロン・インベストメンツの株式担当責任者、ジョン・ポーター氏は「交渉に向けた出発点にすぎないとの認識が広がっている。順調で迅速なプロセスにはならないというのが現実だ」と指摘した。

Citi says a 40bps change in real yields in four weeks could impact risk assets

  外国為替市場ではドルが上昇。ドル指数は週間ベースで9月以来初の2週連続高となった。米国での連休を前に、月半ばのポジション調整が進んだ。来週以降に主要中央銀行の政策会合が控えていることも、リスクテーク意欲を減退させた。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.6%上昇。ニューヨーク時間午後4時20分現在、ユーロは対ドルで0.6%安い1ユーロ=1.2077ドル。ドルは対円で0.1%高の1ドル=103円88銭。

  ニューヨーク原油先物相場は3週間ぶりの大幅安。ドルが上昇し、ドル建てで取引される原油の投資妙味が後退した。消費者マインド指数をはじめ、この日発表された米経済指標は総じて低調だった。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物2月限は1.21ドル(2.3%)安の1バレル=52.36ドルで終了。週間では1%未満の上げ。ロンドンICEの北海ブレント3月限は前日比1.32ドル安の55.10ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続落。ドルの上昇が売りを誘った。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は1.2%安の1オンス=1829.90ドルで終了。金スポット相場は2週続落となり、年初来の下落幅を拡大した。

原題:Stocks Drop the Most in a Week; Dollar Strengthens: Markets Wrap(抜粋)

Dollar Jumps as Positions Are Trimmed, Shares Drop: Inside G-10(抜粋)

Oil Slumps on Dollar Strength and Cooling Consumer Sentiment(抜粋)

Gold, Copper Drop With Rising Dollar and Inflation Bets on Hold(抜粋)

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