, コンテンツにスキップする

英紙を「始末しろ」、ドイツ銀監査役がワイヤーカードにメールで示唆

  • 監査役会メンバーのシュッツ氏、ワイヤーカードCEOに電子メール
  • 批判記事書いたFT紙が念頭、疑惑は事実無根と考えていたと釈明

ドイツ銀行監査役会メンバーが取引先だった独オンライン決済会社ワイヤーカードに、批判的な記事を書いたメディアを「始末」するよう電子メールを送っていたことが明らかになり、同行内部や議員から批判を浴びている。

  監査役会メンバー、アレクサンダー・シュッツ氏は当時ワイヤーカードの最高経営責任者(CEO)だったマークス・ブラウン氏に送った電子メールでこの発言を行い、同社の株式を最近購入したことも伝えていた。イェンス・ツィマーマン下院議員が14日遅く、議会公聴会で明らかにした。

relates to 英紙を「始末しろ」、ドイツ銀監査役がワイヤーカードにメールで示唆

ドイツ銀監査役会メンバーのアレクサンダー・シュッツ氏

  伝えられるところによると、シュッツ氏は2019年、ワイヤーカードの不正疑惑を一連の記事で報じていた英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)に言及し、「あいつらを始末しろ」と書いた電子メールを送っていた。

  シュッツ氏は15日、発言について謝罪し、当時はワイヤーカードに対する疑惑は事実無根だと考えていたとブルームバーグ・ニュースに釈明した。ドイツ銀監査役会メンバーとして電子メールが持つ意味についても考えていなかったとしつつ、この問題をパウル・アハライトナー会長と話し合うと述べた。

  ドイツ銀の広報担当を務めるイェルク・アイゲンドルフ氏は「原則的に、監査役会メンバーが行った私的な発言にはコメントしない」とする一方、「そうではあるが、伝えられた発言内容と態度は誰のものであれ容認できない」と電子メールで回答した。

原題:
‘Finish Them’ Email Sees Deutsche Bank’s Schuetz Under Fire (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE