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キヤノン株が約7カ月ぶり高値、コロナ回復想定以上-上方修正2度目

  • 一時前日比8.9%高の2258円と昨年6月26日以来の高値
  • 前期営業益が予想比で20ー30%程度上振れ「ポジティブ」との見方

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キヤノン株が約7カ月ぶりの高値。新型コロナウイルス感染症の影響からの業績回復ペースが予想を上回ったとして、14日に前期(2020年12月期)の営業利益見込みを従来予想比64%増の1050億円に上方修正。これを評価した買いが先行している。

  株価は一時前日比8.9%高の2258円と昨年6月26日以来の高値を付けた。日中上昇率は同年3月19日(9.3%)以来。営業利益見込みの上方修正は昨年10月に次いで2度目。従来予想は640億円だった。その前の期との比較では減益率が63%から40%に縮小する。

  シティグループ証券の芝野正紘アナリストは14日付のリポートで、前期の通期計画に対する上振れ期待は強まっていたが、今回の上方修正が予想比で20ー30%程度上振れたため、「ポジティブ」との見方を示した。

Canon Inc. Showroom As The Company Reports Half-Year Group Earnings Results

コロナ禍でも販売好調なキヤノンのデジタルカメラ(2020年7月29日、都内)

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  

  第4四半期(10-12月期)にフルサイズミラーレスの新製品が牽引したカメラや、在宅需要が続くインクジェットプリンターなどが特に利益面で計画を上回って推移したとしている。同社の株価は昨年1年間で30%超下落したが、年初来では4.9%上昇している。

  純利益は従来見通しの520億円から800億円に上振れるもよう。売上高は従来見通しをやや上回る3兆1600億円になるとしている。

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