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法律家もトランプ氏離れ、2度目の弾劾裁判で弁護団結成に難題

  • 前回の弾劾裁判でトランプ氏を弁護した法律専門家も辞退-関係者
  • 法律専門家からはトランプ氏の行為は擁護できないとの声も

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米国史上初めて2度の弾劾訴追を受けた大統領となったトランプ氏は、裁判で自身を弁護する法律チームを見つけるのに苦労している。

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  大統領退任を控えた同氏の側近らは首都ワシントンの法曹界に弁護人の引き受けを打診しているが、これまでのところ思うような結果を得られていない。事情に詳しい関係者によると、ジェイ・セクロー氏やホワイトハウスの法律顧問パット・シポローネ氏ら前回の弾劾裁判でトランプ氏を弁護した法律専門家も今回は辞退した。

  元フロリダ州司法長官のパム・ボンディ氏、エリック・ヘルシュマン氏、パット・フィルビン氏、マーク・カソウィッツ氏も2度目の弾劾裁判で弁護団に加わることに関心を持っていないという。トランプ氏を弁護する役割を望まない法律家の一部は、同氏の行為は擁護できないと非公式に語っている。

Senate Impeachment Trial Of President Trump

ジェイ・セクロー氏

  さらに広く目を転じても、複数の著名な法律事務所が、昨年11月3日に行われた大統領選後のトランプ氏の言動に法的代理人として関与するのを拒んでいる。

  プリンストン大学のキース・ウィッティントン政治学教授は、「共和党大統領が通常なら頼るであろう一流の保守派弁護士が今回の難役を引き受けようとしないのは、それほど驚きではない」と述べた。その理由として「弁護が容易ではないこと、今後の専門家として評判に傷がつくこと」を挙げた。

Senate Impeachment Trial Of President Trump

パム・ボンディ氏

  弁護士が傍観姿勢を取るもう1つの理由について、ジョージ・ワシントン大学のジョナサン・ターリー憲法学教授は、反トランプ運動で知られる団体「リンカーン・プロジェクト」などが法律事務所に圧力を加えている点を指摘する。ジョーンズ・デイなどの法律事務所は大統領選後、トランプ氏の代理として選挙結果に異議を申し立てたことで公然と非難されていた。

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原題:
Trump Struggles to Build Legal Team as Impeachment Trial Nears(抜粋)

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